物理的に予知が当たらない理由

 

 

量子暗号というものが存在する。これは電子などの素粒子を一個の信号
として扱うものである。
こんなことをして何のメリットがあるのかというと、実は絶対に盗聴できない。

絶対に、ていっても出来るんじゃないかと考える方もいるかもしれないが、

無駄だ!

盗聴した時点で情報が破壊されてしまうからだ。

まあそんなわけで盗聴されないわけだが、ところで。
予知とか予言、予測とかあるけどなかなか当たらないな、何故か。
まずインチキだから、ってのはある。

しかし、なんらかの観測を行なってそれでも外れることがある。
観測をきちんと行なえばかならず当たるか?
というと、そういうもんでもない。

いやむしろ、観測をきちんと行なえば行なう程、ややこしい事態が発生する。
観測を行なうには、観測するものから情報を取り出さねばならない。
ところが、情報を取り出した時点で、情報を取り出したことによって観測するものが
観測を行なう前と違う状態になるかもしれないのだ。

究極に正確な観測を行なうには、対象の全構成要素を観測する必要がある。
そんなことをしたら、構成要素がどうにかなってしまう。
パチンコ屋に行って、勝手に台をこじ開けて設定を見るようなもんだ。
そんなことをしたら、店員がやってきて袋叩きだし、その後設定変えられる。

当然変えられた前の事はわかるが、後のことはわからない。
では、なんで天気予報なんて出来るのか。
対象の全要素を見る必要はあるのか?

結論から言うと全要素を見る必要があるものと、そうでないものがある。

構成要素すべて見るまでも無く、大体のことはわかるのは宇宙とか
気象とかそういうスケールが馬鹿でかいものだ。

ていうより、本当いうと全部見るべきなんだろうけど、細かく見ても
実際のところ細かく見なかったときと大きくは違わない。

長期予報するとしたら話はかなり別だ。
相当細かく見ないと当たらないだろう。

構成要素すべてを見るべきものは人間の頭の中とかだな。

人間の脳内の思考なんて、脳神経の信号の流れを見ないとわからない。
相当量の脳神経を見ないとわからないだろう。
それが組み合わさった世論なんてどうやりゃわかることやら。
当然こんなの予想できない。

だからの予想もできない。
んなわけで未来の予想はできないのだ。
すべての人間の思考が読めるなら、未来の予想も出来るかもしれないが。

で、しかもその予想によって人間の思考が変わる。
この株が下がるぞーって煽ったら下がるわけで。

つまりあれだ、マッチポンプ。マッチでつけた火を自分で消す。
下がったのは下がったって言ったせいなのか、予想のせいなのか…。

予言者が予言をするとしたら、予言を確認するためには予言を言いふらさない
必要がある。言いふらした時点で予言の影響が出てしまう。

人類滅亡の予言をする。
そんなのみんなイヤだから必死に回避する。予言は外れる。

人類が長く生き延びるためには人類滅亡の予言は必須だな(笑)。



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